補助金申請支援の事例

「本当に美味しいもの」を正しくお勧めするために補助制度を活用

千葉県を拠点として、肉加工品や乳製品といった畜産食料品に関する事業をメインに行ってきたル・エピス・ドゥ・ラヴィ。同社は、輸入食品の中でもその製造方法による特性から、品質管理など取扱いが難しい乾燥食肉製品や非加熱食肉製品、乳・酪農製品に関する業務に長年携わっており、そのノウハウは同社の大きな強みである。海外生産者との直接の繋がりや日本国内の小売店のサポートまで幅広く行える経験豊富でサプライチェーン全般の総合的な調整役は日本国内では数社程度しか存在せず、顧客から高い評価を得ている。「本当においしいもの」の背景にある、自然環境や生産者、職人さんたちの強い想いや技術を、消費者であるお客様に正確に伝えることを使命として取組んできた同社。コロナ禍においてもその使命のもと、「本場の味」をお客様に届けられるよう、同社代表取締役から相談を受け、補助金制度の活用を支援。

同社で輸入販売しているマダガスカル産のジャム

事業再構築補助金

ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することを目的とした事業再構築補助金。新型コロナ感染拡大の影響によりレストランなどの得意先が大打撃を受け、輸入食品に関する事業を主としてきた同社も間接的に影響を受けていた。外出自粛による影響で外食や旅行ができなくなってしまった代わりに、高級レストランのクオリティや、現地で食べる「本場の味」を求める消費者に対して、同社ならではの新規事業を計画し採択されました。超ニッチに分類される非加熱食肉製品と乳製品の国内加工を行い、大量生産では決して再現されない「本場の味（生産者や職人の想い）」をお客様に提供していく。

ル・エピス・ドゥ・ラヴィについて

輸入食品に関する事業を行う会社として2006年5月に設立。店名はフランス語で「Les Epices de La Vie（日本語訳：人生のスパイス）」。思いの詰まった食材こそが人生を彩るスパイス、という想いを表現している。同社の扱う食品は、千葉県柏市にある工場直売所で購入できる他、全国のベーカリーショップや一部の卸先小売店舗で購入することができる。お勧めは、工場直売所に行き、同社代表から食材ごとのストーリーと、素材の味を最も引き出す食べ方を実際に聞きながら、好みのものを購入する方法。手間ひまかけた本物の味は、まるで現地で食しているような、感動を覚えるほどのクオリティ。